絶対であるがゆえ失敗はあり得ず、「分かっていたこと」や「当然の結果」とするしかない。または結果そのもの、事実そのものを変えてしまう。
もはや自己を客観的に検証し是正する仕組みを有してないのだろう。
もはや自己を客観的に検証し是正する仕組みを有してないのだろう。
体で例えると各機関はお互いに有機的に結びついており、統率がその全ての
ファンクションを管理しているわけではない。
もしも統率が各機関を管理し常に100%の能力を発揮させるようコントロールしては
システム全体が疲弊しすぐに崩壊してしまう。
統率はあくまでシステム全体の進む方向を示すのである。
統率がしっかりしていれば各機関も十分に力を発揮してくれる。
統率が各機関を100%コントロールしたとしても、もはやその時の
各機関はただの道化でしか無い。自律的に活動する筋肉ではなく
肉の塊に電気を通して見かけ上動かしてるが如しである。
この、実践を通した根本を知らず机上だけでメッキしてしまったことの
弊害は計り知れない。
私が言うまでもなく、こんなことはとうの数百、数千年前に分かりきってる
ことなのだが、それを無視してるのか、悪と知りながら素知らぬ顔で
突き進んでるのかは知らないが、100%コントロールしようとする「和」を
失ったシステムを見るにつけ恐怖を覚える。
もしくは、まだ我々は全体としてこういった視点で物事を把握する能力さえ有して
ないということなのだろうか。それでは先達に申し訳が立たなかろうに。
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