2022年10月9日日曜日

音楽同期機構 Sound Synchronization System

2人で2台のパソコンを並べて同じゲームなどをしていると、BGMがそれぞれのパソコンから非同期で流れて耳障りである。
よって、端末間の音楽同期機構を発表する。

上記例で言えば、2台のPCそれぞれにおいて、スピーカー入力からフィードバックして自分のPCからのBGMなのか、他PCからのBGMであるかを判定し、自PCのBGMを他PCのBGMにタイミングを同期させる機構である。
よって、本機構はPCに限らない。また同期台数も2台とは限らない。
また、タイトルを分かりやすく「音楽」同期機構としたが、無論音声としては音楽に限らない。

BGMを管理しているのはゲーム本体であるため、本「音楽同期機構」対応ゲームであれば、PCを並べて同じゲームをすると、自動で他PCのBGMと同期してくれるのである。
※効果音は自端末のタイミングで発生した方が自然であるため、基本的にはBGMのみを同期する。この辺は細かい設定次第である。

本機構を用いれば、ショッピングモールや町内放送など、これまではお互いの距離(とそれによる音量の減衰)を元に、つまり「これくらい離れれば他音源の音量も人の耳には雑音となり、つまり人間の「認識特性」を頼りにして、本音源(主流音源)が聴き分けられる(だろう)」という非同期ありきの設計するしかなかったのだが、同期放送の設計も可能となるという点がブレークスルーである。

※または、これまでは、「音響のプロ」に任せて、ショッピングモールなりホールなりのレイアウト情報など音響特性をもとに、その場に適した音響環境の構築をするしかなかった、とも言える。
設計当初は良いのだが、レイアウト変更や、それこそ壁とか仕切り1枚追加しただけで、その空間の「特性」が変化してしまうという、環境依存性がどうしても高くならざるを得なかった。そうすると再設計するか「若干の音響の変化なので許容する」と判断して目を瞑るしかなかった、ということ。本機構はいわばその辺も自動調整できる仕組みと言えよう。

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併せて本アイデアの簡易版として、音声発生ホスト指定方式も挙げておく。
これは、本機構対応ゲームを2台とか並べてプレーする時に、どちらかをBGM発生端末として、他方はミュートするだけの機構。
よって、どちらをホストとするかの初期設定が必要で、一手間があるため、あまりスマートなアイデアではない。(が、アイデアはアイデアなので発表しておく。)

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特にeスポーツでは、観客用、対戦相手用、自分用とか多数の音源があるが、プレーヤーは普段通りのアクションに対するレスポンスとしての効果音は必須な訳で、つまり大抵は自分専用にヘッドホンをしてプレーするしかないのが現状であるが、本アイデアによってその光景は一変し、プレーヤーと観客の一体感はものすごく増すのである。

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現代では友達とゲーム機とかスマホやiPadを持ち寄って遊んだり、人によってはパソコンとかノートPCとか並べて遊んだり、それこそDiscordとかで通話しながら遊んだりする訳で、本機構の需要はかなりある。
特許でも取れば結構お金持ちになれるのだが、まぁ公共の利益優勢というオープンソースの精神で、勿体無いけどアイデアをこの通り公開する。

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