2021年2月7日日曜日

今生の別れの再来

数億年先のことであるが、今生の別れが再来する。

宇宙のロードマップとして、まずは今後数千年での
ビッグイベントは火星移住であろう。
これは良し悪しに関わらず、おそらくそうなっていくのであろう。
無論それに耐えうるように倫理もレベルアップしていかなければ
ならない。
(資源がなくなったから他国の資源を分捕っていけばよいというような
かの傍若無人国家の理屈であっては、火星の資源も一瞬で無駄に使い果たして
しまうであろうから、時間を無駄にせずに倫理を高めていかなければ
ならないのに、現代の人々はいったいどれだけリソースの浪費が
好きなのであろうか。もう少し脳を使用したほうが良い。)

悲しくも倫理のレベルアップが図れずに火星進出したら、
ナウル共和国のように資源を使い果たして、人々は責め合いながら
残った資源で細々と生き延びで行くことになるのであろう。
(まぁこんなレベルだったら当然滅びる末路しかないだろう。)

ーーー
そもそも現代の傍若無人は一体何がしたいのだろうか?
元を辿ると全世界の全員がご存知の通り、何とか理論(というか
屁理屈程度だと思うのだが)に行き着いて、それは結局は
自分より「いい」人とか物への子供のように単純な「怒り」と「責め」だろう。
では、いざそれがうまくいったとして、世界の覇者となったとして
そこから何をしようとしているのだろうか?
わが国でもあちら側が政権を取るという悲劇(今となっては喜劇だが)
が発生したが、いざトップになって責めるものを失うと、
それは一体どういう方向で何をしたいのかが全く分からないという
迷走を演じて、白昼のもとにさらしてしまった。
彼らの理屈にのっとると、最終目的は享楽なのだろう。
(地球外生命体を自称するお方が友愛とか言っていたが、
 おそらく享楽の言い間違いなのであろう。)
(そんな彼らの享楽のために税金をつぎ込んで、なんという
 すばらしい犠牲的精神であろうか。)

こんな駄々こね坊やの享楽に、人々は一体どこまで付き合っている
のだろうか?
人によっては、こともあろうに喜び勇んであちら側に加担する
始末である。

ーーー
話を元に戻すと、倫理レベルアップが「正常に」図れたとすれば、
火星移住によって資源問題はおおむね落ち着くであろう。
資源的不安のない「資源平和」な期間が数万年単位は続くのであろうか?

これ以上は大雑把になるが、その上の数億年先になってくると、
太陽が巨大化して地球の水が蒸発して地球が住めなくなり、
代わりに火星がちょうどいい温度になるとかになってくるであろうが、
火星もいずれは高温になる。
つまり人類はハビダブルゾーンを探して太陽系を外側へ外側へと
移住していくのだろうか?
しかしいずれは太陽系も住めなくなるので、人類はあらかじめ
太陽系外の居住可能な星へ旅立つのだろう。
無論、失敗して全滅とうわけにはいかないので、人類の一部が
行くことになるのであろう。

太陽系残留組と太陽系離脱組。
その時の倫理レベルでは残留組と離脱組は平和的に決められるのであろう。
(倫理レベルが達してなくて、現代の左寄りがそのまま残ってたら
 悲惨だろうな。。と、これくらい具体的に言えば現代版左寄りも
 自分たちの悲惨さを認識できるであろうか?)

この時の別れは、本当に本当の「今生の別れ」になるのだろうな、
というが言いたかったこと。
幸い私たちは、ついこの間、情報通信化する前の時代に「今生の別れ」が
あったことを知っているので、大切に後世に残しておきましょう、
ということ。

情報通信化して地球上であれば瞬時に連絡が取り合えるようになった現代から、
今後数千年、数億年で情報通信化前のことが忘れ去られていくであろう。
記録やデータとして残ってても見向きもされない期間が今後数千年、数億年は
続くであろう。
しかし、この太陽系離脱版「今生の別れ」の時は、人々は我ら情報通信化前の
時代の記録や各国に残ってる日記とか、日本の和歌とかが読まれて、
将来の皆さんはさめざめと泣くのであろうなと想像すると、数億年を先取りして
泣けてくるのである。
(やった、数億年先を先取りして泣いた初めての人になった^^)

ーーー
ちなみに太陽系離脱組は生涯を船の上で過ごす人がたくさんいるのだろう。
無論船と言っても外で遊んだり学校があったりと社会が構成されたコロニー
みたいなものであろう。
また船は一隻だけではなく定期的にでるのであろう。(最近の風潮だと
むしろ分散化の方が可能性が高い?)
また、前後の船とも行き来する手段は構築するであろうし、必要があれば
地球へ戻る道もあるのかも知れない。(しかし進んだ分と同じ分かそれ以上に
時間がかかるので、それはそれで大きな決断が必要だろう。)
(社会レベルでの移動となると、やはり資源問題があり、あらかじめ見積もって
積んだとしてもリスクアセスメントとしては弱い。
やはりどこかで補給する構想にしておかねばならないだろう。
100%循環できて100%保証できるとかなら別かも知れないが。)

船出からどんどん地球を直接知ってる人も減っていき、「地球昔話」として
お子さんとかお孫さんに話して聞かせてあげるのだろう。
※勿論地球とは常時通信を取り合うのだろうが、離れれば離れるほど遅延が
増していって、いずれは「〇〇年前の地球の様子」とか、「〇〇年前の地球から
メールが届きました」とかになってくるのであろう。
旅立ってしばらくは「地球への忘れ物」ニュースがバズるんだろう。

通信帯域としては船内の人全員が同時にビデオ通話できるくらいの帯域は
確保するのだろうか?
どのみちリアルタイム通信はできなくなるので、最初は地球と「近距離用通信」
「中距離用」「遠距離用」でリアルタイム通信するが、離れるにつれて
「近距離用通信」は使えなくなって、次に「中距離用通信」が使えなくなっていく、
とかだろうか。

※量子通信もあるが現状では、まず量子もつれにしたものを地球で生成して
片方を地球に、片方を船に乗せる必要があること。つまり通信できるのは
1粒につき一度きりなので、量子もつれにした粒子をかなり大量に持っていく
必要があり、使用に関しては本当に必要な時にしか使えないとても貴重なものに
なるであろうということ。
それと量子通信で意味ある情報を送るには(私が現時点で知ってる知識では。今はもっと理論が進んでる?)やはり古典通信も必要ということで、
現状のままだとやはり離れれば離れるほど情報的にも遠い存在になっていく
のであろうな、ということ。
今後数億年でそれが解決されるのか、はたまたテレパシーとかの研究が進むのか
とか、またはそれらの融合か、とかになってくる。
そもそも人だけがテレパシーが使えるのはなぜか?とかから始まるわけだが、
この太陽系残留組と離脱組では「地球上の人類」という太い「関係」があるわけだが、
それが果たして「空間問題」を克服できるかどうかの長い歴史と見ることも
できるわけである。(「時空」と言いたいところだが、それだと話が大きく
なりすぎる。)
「空間問題」が克服できればそれは大きなブレークスルーとなるであろう。
(そうなったとしたら、そもそも太陽系離脱とは別手段で解決できそうな気がしてくる。)

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