2014年3月12日水曜日

車載OS

まずはIEC26262準拠。
これをオープンソースでやっちゃうのもおしろい。

IEC26262準拠となればIEC61508に対応し得るQNXが先んじている。

RTOSの時代到来か。

既成OSをRTOSに無理くり対応させる労力は計り知れない。

RTOS指向でボトムから設計されたOSの強みが発揮されよう。

OSおよびその上で動くアプリケーションなどの
ソフトウェアは定性的に安全を確保せざるをえないので
今回のApple社のCarPlay(GooglePlayの便乗/乗っ取りか^^?)が車両自体の
安全設計対象エリア外の話として鳴り物入りで入ってきたのか、
それとも安全設計内部まで入り込もうとしているのか
大いに注目するところである。
(OSを一から作り直すぐらいの体力が必要と覚悟し
社運をかけて進出するか、これまでの名声の延長で
トップダウン的にゆるく進入するかということ。)

2014/4/19 追記
流石に注目の的のようですね。
今後の展開が楽しみです。

2024/03/14 追記
と言うことで2014年にここで「本気か?」と指摘した通り撤退しましたね。
「ソフトの強みをハードにも」的な流れだったと思うのだが、現場を熟知してる人であればわかると思うがそこには「見えない大きな壁」が潜んでいるのである。
(とは言っても本記事を読まれた後は「明らかに見えていた壁」であることが分かるであろう^^)

本記事ではIEC/ISOの機械安全・機能安全的な観点から、その「本気か?」具合を疑ったわけであるが、そこまで突っ込まずとも、ハード現場からは「ハードを舐めるなよ」的な直感・感覚で分かっていたのではないだろうか?
2014年に踏み出す時も、ソフト・ハードの垣根についてや、それこそIEC/ISOの機械安全・機能安全的な点についても当然猛勉強して熟慮はしたのだろうが「頭で理解する(したつもり)ことと実際やってみること」は、ことハードウェアに関してはやればやるほどメカであり機械的なものに行き着くのである。(機械もソフトウェアのように外部から簡単にバージョンアップできれば良いですね^^)

しかしこれも研究の一部と捉えるのであれば、しかも大々的に発表し、当然製品として完成させることを目標としていただろうから、現場も本気で研究・開発していたわけであり、この10年のApple社の蓄積はまるまる無駄とはならず、姿・形を変えていつかどこかで役立つのであろう。

※話は逸れるが、「ハードウェアはとことんハードウェア」と言う点とEVについて。
「将来的には全てEV」的な話がまことしやかに伝聞として入って来たりするが、これまた「本気か?」(と言うか「正気か?」)と言った類の話に思えてしまう。
寒冷地の方であれば分かると思うが、極寒の地だとバッテリー性能は驚くほど下がるのである。乾電池で言えば、どこかにデータがあれば良いのだが、おそらく10%じゃ効かないレベルで短命になっているのでは?と言うのは実生活を通して感じた感覚である。
(私がいたところは「極寒」とまではいかないが、それなりに寒いところだった。もしも本当に極寒の地にお住まいの方であれば「そりゃそうでしょ」と言う「常識」であろう。)
(電池に限らず「寒冷地あるある」だと思うが、例えばUSBケーブルとかLANケーブルとかを保温性能の悪い別棟の物置き小屋とかに放置しておくとケーブルがゴワゴワと表現すれば良いのか、見たこともない状態になり、明らかに「寒さで物理的なダメージを受けてる」状態を経験した人はたくさん居られるであろう^^)
(更に脱線すると、税務的なところで減価償却資産は一定額を超える場合は、市役所に届けなければならない。この根拠は簡単に言うと「資産を持った以上は直接的・間接的に市から何らかの恩恵・手間(行政サービス)を受けるから」(応益課税の原則)と言うことであろう。そうであるならば、乾電池の例ではないが寒冷地では10%とか性能・寿命が落ちるのであれば、これは恩恵ではなくて「損害」になる訳で、その辺まで税制に反映できないだろうか?と思った。(細かくてすいません。。) 「有形無形の行政サービス」と言うところがポイントで、果たしてそこに「自然環境」も含まれるのか?と言うことですね!「その地理自体が存在しなければ市も存在し得ない」「自然環境は自然発生してるだけであり、行政が手出し・関与してる訳ではない」「しかし寒冷地の行政は寒冷地に沿った行政サービスを提供してる」。。)

ここで言った乾電池は寒冷地対応乾電池(そんなのあるのか?)ではない乾電池の話であるため、単純比較にはならないだろうが、寒冷地対応EV用バッテリーであれば、極寒の地の日常的運用・非常時運用(豪雪で足止めになって一晩車のヒーターだけを頼りにサバイバルする)も問題なくクリアできるという目処が立った上で普及推進しているのだろうか?
(エンストならぬ「チャースト」?
 エンスト:エンジン・ストップ
 チャースト:チャージ(充電)・ストップ)

旅行であれば非寒冷地から寒冷地へ行くこともあり、また現代は安全志向の普及・徹底で、先にそういった先行したリスクアセスメントは必須(製造者責任)になりつつあると思うので、仏頂面で「非寒冷地から寒冷地に行く人のことなぞ知りません」とは言えないであろう。

脱炭素やEVとか言うのは勝手であるが、果たしてこういった「とことんハードウェア」まで熟慮してのことだろうか?
また、寒冷地にお住まいの研究者であれば鼻から分かりきったことなのではないのだろうか?(分かりきったことであり、また誰が何言おうが自由なので、「また頓珍漢なこと言ってるな」的に呆れて何も言う気にもならないと言うのが正解だろうか。)

他の記事でも既述の通り、プラットフォーム市場が活況なのであるが、言わばそれを提唱している方々は「地に足がついて」なかったりするので、それなのに国とか政治レベルで追従してしまう点が空恐ろしいのである。
そして企業は「そんなの無理でしょ」と現場の経験で分かっていたり、1円単位の日々のシビアで本気の経営があるにも関わらず、国や政治レベルで言われてしまうと追従せざるを得ない、と言う世界が出現してくるのである。(それこそ補助金とかね。)

国家間を見ても「嘘は言わせておけば良い」と言う姿勢でいると、相手はお構いなしに嘘の嘘のメッキを貼り付けて、気付けばメッキの巨塔が立ってたりして痛い目を見ると言うことは戦後散々経験して「これじゃダメだ」と目覚めたわけである。
これは国家に限らない話であって、やはり民間であろうとまたは「グローバル」であろうと、アホはそのままほっとくと危険なのである、と言うことに今回の事例を通してようやく人類は気づいて、対応方法・対策を身につけていくのであろうな。
(ものすごく話を単純にすると「あなたはどこぞの地に足のついてない頭でっかちの思うがままになっていいのですか?」と言うだけの話。)

EVだけでも垣間見れるのであるが、この辺の詳しい話は既述ブログを参照されたい。

※ちなみに、これらをすでに十年以上も前に予見していて、かつ世に公表していたと言う事実がここにある。(判断はご自由に。)
更に付け加えるならば、日本以外の全世界が本当に(アホかどうかと言う議論はスキップし、そうなったとして)脱炭素になった場合、それこそ日本の民間は問題解決を示すだろう。
EVの寒冷地でわかる通り、問題の本質は「エネルギー交換効率」である。
寒冷地だけガソリンを使えば良いか?と言うとこれは命題からしてアウト。
「真っ当に」考えれば、非常時用の別の「エネルギー源」をストック・装備すると言うこと。EVの発送のままいけば、非常時用バッテリーを搭載すると言うこと。
ただ、想定してる問題が非常事態が故に、バッテリーの「ノロマ」なエネルギー交換率であっては困るのである。(とち狂った自動車メーカーは、それこそバッテリーを「燃焼」させて、燃焼エネルギーで非常事態を乗り切ればいいという本末転倒を世界に披露してくれるかもしれない^^; ちなみに誰も言わないが、すでにEV事故でバンバン「燃焼」してたりするが、それで消費(浪費)した【炭素】分はちゃんとマイナス値として計算に組み入れているのだろうか???(本質的に、こう言うことを素通りしてる時点でずるい。))

残念ながら世界はそこまでアホではないので、「そう来るならこうする」的に、特に私が述べるまでもなく、日本で本気で問題解決に乗り出すと言うこと。

例えば民生用「核」だったり、となってくる。エネルギー交換率から言って、プラスして脱炭素であるのであるから当然の結論となろう。(誰でもとまでは言わないが、例えば高校とか大学とか物理とか数学を知ってる人なら、また現代の情報を仕入れる環境であれば、おそらく集中して10分とか考えれば分かる事であろう。つまりそれこそ小学生でも分かること。)

無論核融合がより良いのだが、残念ながら民間では【まだ】実点できてないので、あくまで次善策である。(「核もダメ!」と言うなら、民間は本気で核融合に移行するだろう。)
(なお、民間と記述したが、民間組織かもしれないし、それこそ個人でも目覚めた人は日本人であればやるであろう。一応補足すれば、ここまで幸い美点が伝わって来たようなので、「日本人的な人」としておこう。)

もしも、10年後とか50年後とか100年後とか1,000年後とかの結論として、民生用核となるのであれば、(解釈は2通りだが)、訳もわからず脱炭素をゴリ押しして来た側とすれば、将来の子孫ことも考えもしない、途方もないアホであることになるのだが、問題はこう言った点に嫌でも帰着する訳で、結論としては「自分の世代だければ良い」と言う利己的、左的、グローバル的(これも本来の「グローバル」に対して失礼であるが)発想の側は、もう少しでも良いからご自身の頭を使用して考えた方が良ろしい。


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