ここに敢えて書くまでもないが、民意は
メディアにはない。
メディア側は統計学的母数さえ超えてよければよく
民衆は積極的でなければそもそもメディアに没入しない。
前者は統計学の前提の「平均」を「全国」という
言葉に置き換えて詐称している。統計学として培われて
きた崇高な学問にどの面を持って対面するつもりなのだろうか?
(本当に知らないで母数を満たして喜んでいるものは
おめでたい。)
後者は、近代まではそれでよかったかもしれないが、
近現代からは諸外部勢力のイデオロギーだか
プロパガンダだかであわよくば転覆を成し遂げようと
する輩(たいていはホッカムリをしている)が入り込んでいるので
まんまとホッカムリ連にいいように使われては無防備で
あったことが悔やまれるので、「いざ鎌倉」ではないが
いつの間にか影に潜むようになったホッカムリ連に意志を
蝕まれないように世の流れを注視しそれらには最低限
備えましょうということである。
後者についてより言えば、民意は表層を見るほどに愚かではない。
相互理解を基本とするものや集団は、騙して利益を得ようとする
側からすれば上等の鴨であろう。
相手を理解して譲歩する。
しかしそれに限度があることを騙す側は気づいていない。
(あるいは気付いているかもしれない)
そもそも「譲歩」という言葉が(あっても、実際に存在した・
させたことが)ない集団においては、その心境は汲み取れや
しやしない。
ホッカムリをしていない日本人を怒らせてはならない理由は
ここにある。
信頼を裏切られたらどうなるか。
その信頼とは綿密と三世を突き通す心の根流である信頼である。
前回述べたように核をもたずに図体だけ大きい集団は
他に寄生や依存するしかなく、今回も見事に蝿となって
醜態を晒しているが、それをのさばらせてしまったことで
そろそろ緒が切れだしたところだろう。
どうぞどうぞと善意で席を譲ってあげたのに、見事に
ボーフラから羽化して人の餌を食いつぶして蝿になって
中枢を飛び交ってる様子を見ると焦燥感を通り越して
ようやく緒が切れだしたといったところだろう。
蝿やホッカムリの特性として、いかに気付かれずに
蔓延するかが鍵であるが、(おそらくその勢力が
3割位を超えればどうにかなるくらいに策略して
おろう)、そろそろ善意や譲歩では立ち行かなくなった。
彼らからすればかわいい言い方だが、これくらいの
抽象度を持って危機を認識し、どれだけの空論のために
譲歩し潔くお金を払っているかを認識してくれれば
幸いである。
哀しいものは、これまでは「よしよし」と
優しくもてなせばそれ以上はなかったが、現実を
みたれ。上記が暗喩ではなく現実を明示している
ことが分かろう。であるのでここに記すことは
彼らにとってはごくごく優しい言葉なのであった。
(彼らはホッカムリのイメージを現代風に、
「現代的忍者」と呼んでいるのだろうか。
それを格好いいと思えるセンスもさすがである。)
2015年9月16日水曜日
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