端的に言うと削ぎ落としたものにやられるのであった。
合理は確かに一時的な合理である。
つまりこの「一時的な」にやられている。それを温かく受け止めなければ
ならない。
「合理」はそれを編み出した時点、頑張っても数世代位先のことを
賢しくも恐れ多くも見越して見立てるものである。
(「寄ってる」側もたかが数世代先しか見てないことと奇妙に
一致する。)
何度となく繰り返しているが、はたまたこれこそが数多声なき声の
執念なのだろうか、何度同じことを繰り返すのか、ということ。
層で見れば削ぎ落とされたものに逆襲されているだけの
つまらない構図である。
必死にパワー層で次の賢しい「戦略」(という高名な命名をわざとなのか
自己崇拝なのかは知らないが、それで浮かれるくらいであればよほど
おめでたい。まさかそれを歴史に刻まんとしているのだろうか。)を
立て、その理論からすると無用は即無用であり合理にそぐわないものは
蹴落とされるようだ。(単純原理ではなく層を意識したうえで。)
層でいう意味の削がれたこと・もの。削いだ側の本当に賢しい人は
知ってると思うのだが、彼らの合理はたかだか数世代位のものでしか
ないと感づいていると思うのだが。
知っててやっているのであればただの確信犯であるし、知ってても
そうそうばれないと思ってやっているのであれば、おめでたい。
滅する前にオメデタイの意味でも調べればよいのであろう。
いずれにせよそれらは「合理的に」削ぎ落とした事実がある。
彼らで言う「メンツ」がある(層ではない。)のでいまさら
謝罪もできないのであろう。
であればどうぞ削ぎ落としたものにやられてくだい。自分の用意した
土俵でやられれば本望でしょうというだけのこと。
いかに何故「だけ」という副詞を使用しなければならないかは
明白になる。
いくら削ぎ落としたものを回復しようとしても手遅れである。
それも分かっている。
手口を変えるのだろう。パワー理論の上で。
成長の無さに驚愕する。
どれだけ手のひらでゴロゴロして甘んじていたいのか。
おそらくせっせと層理論を研究し打開点を探っていることであろう。
救世主が現れれば良いだろう。突然変異が現れれば良いだろう。
その一点張りを続ければよろしい。
それは「非合理」だと認識することが哀しくも「合理」を推進した
結果なのである。
層理論で言う高次の層、既存であれば「徳」などを敷いて幾世代を
丁寧に築かなければなされないと気付くことがようやっと現世の
つまらない救済なのであろう。
層理論は力学である。現状の何人かでやってる(委員会とか名前を付けているかは知らないが)で隠蔽している理屈とは違う。
ちょっとは歴史とか文字を読めるくらいの技術はあるであろうから、力学ができるとそれは歯車であり自ずと何もせずとも勝手に回り出すのである。位のことは理解されよう。
如何に手遅れであるかを、「たかだか数世代」を越えて我が身に振りかかることとして
認識されたであろう。(おめでたいものをのぞいて。)
層理論の確立に携われて幸いである。
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