2020年4月26日日曜日

世界構図の理解

なんだか左巻きの思想に毒されて長いことおかしな状態であったが、
政治3.0に当たり改めて振り返ってみると、世界の構図は以下の通り。

声なき声として歴史を継承してきて、地に足をつけて歩んできた
ものが大半であり、その叡智によってたとえ異物が混入しても自然と
排除・融和する仕組みが成立されてきた。

それに対して、反対者が出てくる。おそらく根本原理は至極単純。
例えば「こっちの方が声なき声のマイノリティだ」くらいに行き着く。
負の感情に限らないのだが、なんらかの「核」ができると、それを
元に成長することができる。たとえ本質が嘘だとしてもである。
(これはお隣を見ればよく分かる。金メッキに金メッキを上塗りして、
お家芸なのでいったいどこから計測すればさえ元を辿るのは困難なのだが、
少なくとも例えば戦後から令和の現在まで7〜80年くらいは
金メッキでも崩れずに存在できるようである。(もしかすると
金メッキの最高新記録を樹立することが目的なのか?なるほど
勲章は金メッキメダルということか。))

ーーー
地に足がついた者の排除・融和システムは洋の東西で異なる向きの
意見が強いような気がするが、根本は一緒である。
つまり潰せるなら排除、潰せないなら融和である。

着目点は、その正統、異端に関わらずに同じ方向を見ていた、
ということ。だからこそ排除・融和システムは成り立ってきた。

しかし、ここに素っ頓狂な左巻きが入り込んだという訳である。
どこを目指して言っているのか方向が当初は分からなかった。
しかし最近ようやくその根本は破壊の上に利己を追求することと
判明されたので、ようやく世界が立ち上がったという構図。

ーーー
融和が得意な日本を見るとよく分かる。最初は左だろうが
なんだろうが、市井としては静観。「いずれ社会に馴染んで
溶け込んでいくであろう」と。
しかし一向に馴染まない。そもそもまともな話にさえなって
ないのではないか?人権やら権利やら理論なんだか屁理屈なんだか
すっ飛んでて振り回された挙句に、当初の目的からは
かけ離れた場所にいる。
振り回されることを知ってて、常にこちらの足元を見ている。
何がしたいのだろう?何が目的なのだろう?
しかしあちらは秘匿こそが原理なので、分かろうはずもない。

理屈詰めだとここでストップする。
日本人の相手の気持ちを察する能力の高さをご存知だろうか?
おそらくこれこそが左に打ち勝った根本原理と解明される。

相手が例え素っ頓狂な、せいぜい数世代先の利己しか考えない
ような輩であっても、それさえも包み込んでしまうという
融和が出来上がるのである。

これが現在の世界構図といったところだろう。


※一点だけ脱線すると、左がマスコミと学会を掌握すれば
上手く行くと考えた「超頭脳」はいささか稚拙であろう。
確かに現状のマスコミや学会だけ見れば、世界は明日にも
崩壊することになりそうであるが、声なき声、市井、
地に足を着けて見てみると、「何てことはない」という構図。
(賢明な市井はマスコミの煽りを、優しく聞き流して
 あげている、という構図。)
人類、大きく言えば宇宙が築き上げてきた叡智はそれほど
愚かではない。


ーーー
「押してもダメなら引いてみろ」というように、今回で
融和が有効だとされれば、しばらくは融和の時代に入るだろう。
(1,000年くらい?最近は周期が短くなってきたのでもっと
短いかも。)
しかしそれもいずれ効かなくなり、また力の時代がくるだろう。

大切なのは如何に早く「言語化」するか。(「力学化」するか、
とも言える。)
陰陽師でもないのだが、正体不明を捉えるにはまず、それに
呼び名、名前を付けることである。抽象が具体になる訳である。
理論を見つけて表すのである。みんなが同じメソッドで正体を
共通的に認識できて、認識を共有できるのである。
ここまでくれば相手はいくら逃げても逃げられず、土俵に
立たせることができるのである。
(大抵は土俵に立つ前に逃げ道を掘って行方を眩ませて
しまうのだが。もう少しひねりの効いた展開はできないのだろうか?
おそらく、この辺が次の課題であろう。)

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左の総括

一応ようやく結果が出たようなので総括しておく。 (いつも通り具体を避けて抽象的に述べるので読みづらくてすいません。。) とは言ってもこれまで散々述べてきた通り、あちらの根本は「利己」であるということの繰り返しであるが。 まぁそれが象徴的に民意として「流石に目に余る」という結果にな...