2020年4月6日月曜日

テレワークで地方再生

武漢コロナウィルスによって、経済的なダメージなど
マイナス面が非常に大きい。

会社も在宅勤務(テレワーク)せざるを得ない状況が
出てきている。
武漢コロナウィルスのマイナス面ばかりではなく、
これを好機ととらえられないか?

職種によっては在宅勤務をしてみて、
「あれ?在宅で十分に仕事ができるのでは?」
という気付きがあり、正常化した後も選択肢として、
そのまま残す企業も出てくるだろう。

出社前提だと、どうしても通勤圏が形成されてしまい、
つまり現在の都市集中はごく自然な現象なのであって、
いくら「地方再生」を叫んでも、自然現象には勝ち目が
ないことくらいは、ちょっとでも賢ければ分かりきった
ことである。

そうであるならば、政府はこれを好機ととらえ、「在宅勤務で
地方再生」キャンペーンを行えばよい。
別の原因で半ば強制的に始まった在宅勤務の動きだが、この
現象は「勢い」「加速度」を伴った動きなので、今後、全体数が
増え、在宅勤務が深化し、時間もまだまだあと数ヶ月から
下手をすると十数ヶ月続くのであり、そうなると正常化したあとも
慣性が働いて、在宅勤務形態を存続させる企業が残っていく
はずである。

政府としてはこんなに願ったり叶ったりな現象は滅多にあるまい。
「地方再生」は右も左も珍しく意見が一致しているので、
いつもの野党の反対も少なく進められるので、なおよい。
(まぁ左はいざ始めると、態度を一転して粗探ししてまた
既得権益にしがみついて反対しだすのだが。)

ーーー
これによって、「本当は親元で一緒に暮らしたいが、食っていく
ためにはどうしても都市に住まねばならない」といった、
現代版の防人的悲運を持った、多くの声なき声が救済される
のである。
日本人らしく声なき声で押し忍んできたが、はと気付いて
日本の形を見てみたら、都市の一極「超」集中状態に
なっており、日本全体で見た時の産業効率はむしろ悪く
なっていることに気付いた状態。(都市側が過密で
ふんずまった状態。いくらリソースを集中させても、
どうしてもどこかにボトルネックが発生するので、
そこで頭打ちになる。
では地方を活性化しようとしてもみんな都市に行って
しまってるので、リソースが足りない。)

声なき声で押し忍んできたのにも関わらず、「効率が
悪い」とか言われてしまっては、いたたまれなさ過ぎる。

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