2021年3月14日日曜日

既得権益の延命と引っ越しの100年について

既得権益の延命と引っ越しの100年について前回軽く
触れたが、米大統領選挙を見るに「まぁそうだろうな」
となる。

一言で言えば彼らの「管理圏内かどうか」なのであろう。
英語で言えば「マネージド」かどうか。
プログラミングを知ってる人だとイメージがつきやすいが、
最近の先端言語だとメモリ(とか「オブジェクト」)の
管理はプラットフォーム側に委ねる構成になっていて、
変なコードがメモリ破壊をしないようになっている。

プログラムの世界でも異端者は排除、管理できるものは
徹底的に管理するのである。
(マトリックスのアノマリーのような構図。言わんとしてたのは
人としての意思まで管理させて良いのか的なことだろう。)

これもIT分野から出てきた言葉だが「プラットフォーマー」
と言われるものがあって、つまりプラットフォームを提供する側と
いうことで、すばらしいプラットフォームを作れば人が集まり
あとは勝手に収益を上げてくれるといったものである。
行き着くところが金のビジネスの世界では、誰もがこのプラットフォーマー
たらんとして日々もがいているわけである。

今でこそ、このプラットフォーマーの概念が一般まで知れ渡るように
なったが、最初に書いた所謂既得権益は遥か過去から、世界規模の
プラットフォーマーだったということで、おそらく今後の将来まで
(馬鹿ではないから、むろんといえば無論だが)ちゃんとレールは
敷いてあるのだろう、ということ。

そしてプラットフォーマーの利点は表に出なくて良いことである。
何に対しても直接関わるということはない。
なので何か世界問題が発生しても責任を追及されることもないし、
そもそも誰も結びつきさえ辿れまい。

このプラットフォーマーが「正しい」方向であってくれれば良いのだが、
世界を見るとたまに、結局利己のために動いてないか?とも思うので
心配なのである。(組織である以上仕方ない?)

特に「管理さえできていれば良い」ということで、現金な考え方をして、
名を捨てて実を取って、所謂左の大国と結託しようとしていないだろうか
というのが心配である。(よって表面で起きていることはただの
リップサービス。保守を安心させるためとか。)

組織である以上、今のレベルでは実を取りに行きたくなってしまうのは
仕方ないことであるが、もしもそこまで頭が良い集まりなのであるならば、
組織という「具体」であることに執着するのではなく、「象徴」という
概念までレベルを昇華していただきたいものである。
(かといってその手法が「乗っ取り」であっては呆れるが。)

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左の総括

一応ようやく結果が出たようなので総括しておく。 (いつも通り具体を避けて抽象的に述べるので読みづらくてすいません。。) とは言ってもこれまで散々述べてきた通り、あちらの根本は「利己」であるということの繰り返しであるが。 まぁそれが象徴的に民意として「流石に目に余る」という結果にな...