2021年4月3日土曜日

何か成すのは職として

基本的なことだが、何か成すのは職として成すのであって
個人で成しているわけでは無い。

突き詰めるとどこまでも、どの分野でも言えるのであって、
つまりたとえ政治家や作家や芸術家やアーティストやプロ選手や、
一見個人で仕事をしているよな分野でも、そこにはその人を培った
環境や歴史があったわけで、いわばその人をして仕事を
成さしめたと言える。

これがもしも個人だけであれば、ある程度売れたらそこで終わって
しまって、決してそこまで大成しないはずである。

自由を謳う方がこういった「公」の意識が育つのに対し、
完全統制で「みんなが社会のために」と謳う方が、むしろ
個人ばかり、利己ばかりに走るのであるから面白い。
(もう十分に社会実験して散々浪費したのであるから、
そろそろ気付きましょう。(人の人生というリソースを
浪費したのであるから恐ろしい。というか人権派はこのことを
ちゃんと正視した方が良いだろう。))

ーーー
事を成すのは個人としてではなくて職としてだが、
これを勘違いして「自分がやった」こととして利権を確保しようと
すると話がおかしくなってくる訳である。

事を成した人が利権を言い出しては周りの人は何も言えなくなる訳で、
そうすると少なくともその人が亡くなるまでは続くわけである。
そうするとたいていの人は馬鹿では無いようなので、後釜を
ちゃんと準備してから亡くなるので、利権も引き継がれて、、、
となりどこまでも引きずるわけである。
(中には自分で事も成してないのに他人の利益をぶん取ろうとする
ジャイアンのような困ったちゃんもいるのだが。しかも国レベルで
やってる始末で、「理想」とか「主義」とかいろいろ御託を並べて
正当化しようと頑張ってるようだが、この構図・論理矛盾にいつに
なったら気付くのだろうか?それとも気付く頭を持ち合わせていない
のであれば「痛ましい人」である。このへんは既述の通り。)
(無論この辺りは「分かって」いるはずで、ではなぜ止めないのか
というと、「嘘もつき通せば本当になる」と信じているからであろう。
このまま例えば世界のトップになればそれまで積み重ねてきた嘘も
すべて棒引きになるとでも考えているのであろう。
あちら側の論理限界なのであるが、いざトップになったとして、では
そこから何がしたいのか?が真っ白なのである。(正に頭真っ白)
こんなことで突き進めるくらい単純で、彼らはつくづく幸せ者だと
思うのである。)

利権が発生すると、せっかく政府のスリム化や技術革新による
コストダウンとかをしても、その浮いた分が社会ではなくて
利権者に流れてしまうのである。
なんだか現在の状況を見てみると、利権だらけで全然コストダウン
できてないように見えてくるのである。

こう書けばこの構図も明確に分かるはずなのであるが、いざ
当事者となると、人とは恐ろしいもので「欲」に手が伸びるものである。
(これは上下左右とも気をつけなければならないこと。無論左が
一番気を付けなければならないが、あちらは恥も無いので馬に耳に念仏ではあるが。)

現在の世界のトレンドであるが、「正当そう・真っ当そうな事を言って
利権を取る」という構図が賢い人のやり方みたいになってるので
注意が必要である。
(稼ぎ方が「賢く」なっていると言えばそれまでだが。ベールがどこまでも
厚くなっていく。せっかくだから法則として書いておくと、
「経済のベールはどんどん厚くなる」といったところだろうか。)

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左の総括

一応ようやく結果が出たようなので総括しておく。 (いつも通り具体を避けて抽象的に述べるので読みづらくてすいません。。) とは言ってもこれまで散々述べてきた通り、あちらの根本は「利己」であるということの繰り返しであるが。 まぁそれが象徴的に民意として「流石に目に余る」という結果にな...