今回の騒動があってもなくても世界的な
流れは出来上がってたわけで、今回の騒動は
いわゆる最後の賭けだったのだろう。
世界の大衰退を期して。
周辺諸国も操って弱体化してるから
効果覿面と思ってたのかもしれないが、
やはりというか、いつもどおりというか
和の国がそれこそ和をもって撃退して
しまったの図。
おそらくあちらは手玉に取ったマスコミ
とかしかパラメータとして見てなかったのが
失敗の原因と言えるが、いかにも
浅はかで「らしさ」があってよい。
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これだけだと単なる総括でしかないので、
やはり精神的な側面も見ておきたい。
その辺はどうも、逆に「詭道の国」と
言われて、それを「自覚」としている
という点に行き着くのではないか?
そもそも「詭道をもって…」というのは孫子とか
はるか前の書物なのであって、とうてい現代からすれば
参考にはなるとは言え、すべて鵜呑みにしていては
とうてい太刀打ちできないというか、それこそ
行動原則を相手に真っ裸でさらけ出しているようなもので
「どうぞ手玉に取ってください」と言っているような
ものである。
「詭道をもって…」で全てうまくいくと、浅はかに
考えた事が敗因である。
哀しいのは、それで何億兆の人と、何十百千年を
費やしてしまった事、当然それを疑いもなく扇動して
しまったものの累積された罪、
これらを思うと、過去の宗教者も然りであるが
それは嘆きたくはなるわな、となるのである。
ーーー
(もっと大きく万とか億年単位で見たときに、これは
発展し過ぎて自滅しすぎないようにするための
自然機構であったのだ、と総括されるかどうかは知らないが。)
ーーー
構造理解から始まり、精神的に得るもの、直しようのない
性格ときて、振り返るとやはり人の心に行き着いた。
世界中が、あちらさんを「大きなだだこね坊や」と、直接は
言わないが、みんなが直感的に感じているその感覚は、
いつも言う通り人の叡智として正しい感覚なのである。
もう「大きなだだこね坊や」でいること、または
「いさせる」事は、この辺で、どのみち限界がきた
ということなのであろう。
こうなってきた(したてあげてきた?)のだから両陣営とも
もはやこれまでということで、お互いに表面上は顔を立てて
終わるのであろう。終わり方が熱くなるか穏便にいくかの
違いはあるにしても、大局は、これまで述べた通りで
人の積み重ねた叡智はそれほど愚かではなかったという
結論である。
(そこに辿り着くまでの無駄は大きすぎるが。次回は
もっと真剣に取り組まなければならない。)
ーーー
一応追加しておくと、敗北側は当然その通り敗北して
新しい仕組みになって勝者の傘下に収まるか、とか
なのだが、勝者側としても、これまで手のひらで
扱いやすいように踊ってくれたものを、一旦、
「そちらの行動原理は見抜きましたよ」という事を
相手に知られてしまう、というトレードをせざるを
えない点がある。
相手は当然「しまった、では行動原理を変えないと」
となる。相手というのは、ありきたりな表現だが
悪の根源とかなんだろうか?
これが一旦は潜伏してどこかで再起するのか、
この核を継承したどこかが立ち上がるのか、
今回は精神的には、新しい手法として「罪の分散化」までは
対処できるようになったが、「病原菌」はどういった
潜伏、突然変異を起こすのかは、気を緩めずに
注視しなければならない。
(この筋書きがヒーロー物語の通りになってる時点で
次の悲劇は起きるのだろう。)
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