2020年3月4日水曜日

マスク不足、基準を誰も言わない

マスクや紙がパニック的に買い占められて不足している。

これまでは
マスクはそもそも必要だったら買う程度。
紙は無くなったり、無くなりそうになったら買う程度。
だったのだが、個人の「合理性」によって
個人レベルの備蓄が始まったわけである。

「個人レベル」というのが大きくて、個人×量なので
あっという間に無くなったわけである。

そしてそれら「個人」の前提意識としては、
「今買っとかないと無くなる」ということ。

こういう精神状態になると、金魚と一緒で
「あるだけ買っておけば間違いがない」となるわけである。

これは決して批判でもなんでもなく、むしろ
聡明であればあるほど、行動も早く、というのも
抱えるものも大きいであろうから、上に立つものの
「判断」、「英断」として、そうなってくるのである。

本題に戻るが、上記までの思考過程で抜けている情報がある。
つまり「ではどれだけ備蓄していればこのような状況でも
安心できる量なのだろうか?」ということ。

右も左も、強者も弱者もワーワー喚いているが、肝心の
基準が「なぜか」誰も言及しない。(意図的?)

よってここにまずは基準を記す。
一人1日一枚として、通勤・通学の基準的な一ヶ月の日数の
20日とすれば、一ヶ月持ちこたえるのであれば
一人20枚/月
である。
母数が少ないので、バッファを加えるとしてもプラス5枚程度。
安全を見ればプラス10枚程度。(1.5倍。そうすると30枚になるので、
休みも含めて毎日新しいマスクが使える。もはや標準偏差や
標準分布とか難しいことを考える必要さえない。逆になぜこんな
簡単な理屈がまず真っ先に出ないのか?「報道しない自由」を
盾にしている?この基準をすっ飛ばして、全国の「マスク争奪戦」を
嬉々として報道している。「どこを向いて放送しているのか?」とは
昔から言われているが、まさにその通りである。キャスターも良心が
あるのだろうが、諸先輩方々も含めて、あくまで私情を捨て去って
原稿を読むことに徹するように、それこそ「道」ができているのであろう。
(誰がどう見てもプロバガンダ時代の風潮が色濃く残っている。)
(これこそが、左側の思惑の「知らないうちに加担させる」こと
なのである。真面目に頑張って就職や教授コースなどに入ったのに
まさか加担者になってるとは誰も思わないのである。また、もしも
気付いたとしても、「いよいよこれからだ」という船出の青年が
そうやすやすと辞められるものでもないのである。
まぁ、これがこうやって一般レベルでさえ認識できるレベルになってきた
ということは遠からず是正されるのであろう。そして、左側もむしろ
それを、というかこの記事などを見ていて次の素晴らしい対策を練るので
あろう。))


個人が最大でそれだけを毎月買ったとしても、供給側としては
需要を軽く上回る、これだけ生産してますから余裕ですよと。
そういう話。(買う側への安心感の提供。政府も言及したが、
こういった構造を理解して聞けば分かるが、一般的には単に
「まだまだあるから安心して」と供給側だけのことにしか
聞こえないので、あまり安心できてない結果になっている。)

これでこの基準が間違ってるなら、どうぞ批判すればよくて、
それでこそようやく基準を考える足場ができるのである。


中には超心配性がいて常に最低1年間の備蓄がないと安心できない
人もいる。そういった人ももちろん備蓄して良い。
それらを含めてのバッファ。
(こういうことこそが本来の少数派救済なのだが、左の人はすぐに
「じゃああれも、これも」と、お得意の「粗探し」で母数確保だけを
目指される。それは何でも膨れ上がってしまう訳である。)

今回の事態は「みんな」が、「超心配性」になった事例。
そりゃ供給が不足する。

ーーーーーーーー
「賢明」であるならば、上記「基準」を元にして備蓄するべき。
それ以上は「パニック的買い占め」と自分を律するべき。
簡単だが、なかなか、こんなに発展した「現代」にあっても、
「実践」することの難しさということ。
(以下は既述の、「如何に地に足がついているか」を参照。)

ーーーーーーーーー
もしも「聡明」でない輩だらけが徘徊する世の中に
なったのならば、哀しいかな「規制」を設けるしか
無くなってくるのである。ふぅ。
各トップや各個人の聡明さが問われている訳である。

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