2011/10/29 22:12
2010.2.14執筆したものを最投稿します。
事実の対戦は集結した。
数年〜数十年の魔境の時代といってしまえば被災者(執筆者注:3.11の震災前であるから大戦のことを表す)から銃で打たれ から銃で打たれ、銃剣で刺され、クワで体を打たれ、のこぎりで延髄を切断され、カマで皮膚を切り刻まれるだろう。
私はたまたま運が良かっただけなのかも知れない。あの時の全ての銃弾はことごとく私の体をかすめ、脇腹の肉片をもぎ取られはするものの、人を人たらしめる内なる蔵は破壊されずに済んでしまったのだから。
あるいは阿呆なのかも知れない。生き抜いてしまったがために、未だ触れられぬ事実と常に同居することで、常人の知るべき感覚がマヒしてしまったのかもしれないのだから。
しかし、いや、それを踏まえて、大罪は終焉したのだと思う。
当時はでありながら当事者でない立場からは、罪と言う名の嵐の一過だったのだろう。
どうか復讐や怨みといった負の繰り返しには陥ってくれぬよう願うことが今出来る事だ。
(当事者に言えぬ事が辛い所ではあるが。)
増しては後生の方々にはそうなっては欲しくない。どうか浅はかに怨みだけを学んで欲しくはない。一部を知る以上、全てを知って欲しい。
一部を知ることは簡単だ。流れに流されるのは簡単だ。それであれば考える必要はない。
しかし、個は個として考えることを知って欲しい。今更なのか、しょっちゅうなのか、当たり前なのか、それとも大き過ぎてその意味が理解出来ないのか。「個々が全体を形成する」事を知っているのか。知れないのか。
裏を返すと、個であることに甘んじるなということだ。所謂「もの」と呼んでいるものは社会生活上発生した概念でしかないのに、いかにも自己所有物であるかのごとく振る舞うこと、利己主義、既成事実に乗っかった自己正当化、そしてそれに、それさえきづかないこと。。。
時として、何故、このような負の元凶が潰えないのかと悲観したりするが、これも又必然なのだろう。
負を消すために法を作る。法の目的、本質を知っている当事者は勿論それを守る。
知らぬ人、知っててもその目的、本質を(頭の足りなさや、足りなく振る舞うこと※で)得ぬ人はそれをかいくぐる事を考える。
法で縛るしかないのだろうかと悲観する。
過半数が悪人なら破滅するのだろうかと悲観する。
しかし、たとえ99人が阿呆だとしても1人でも良く考える人がいれば救われるのだろう。得てしてそういうものだ。
過去の人達も同一の苦を味わい(真苦)、本当の救済を願ったことだろう。言っても無駄だと諦めかけたこともあるだろう。悲しいかな二千年、四千年では未だ判に至らぬか。。。と嘆くは容易い。どうするか。どうすればしめせるか。。。
ーーーーー
※事実を掌握できる健常者でありながら、おしを名乗るのは、卑怯であり障がい者への侮辱であり、自己認識を放棄した、それを自分自身と契約したものである。それは額に「私は卑怯です」と書き、自己認識を一生涯放棄する(発狂が手っ取り早かろう)事を誓ったものである。(人をもののごとく扱ったものに対してなので、「者」ではなく同様に「もの」と表記した。)
以降は自己との契約なのでせいぜい頑張ってくださいとしか、ここでは言えない。
2013年4月7日日曜日
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