2013年4月6日土曜日

本性において


(2002.7.14(日) 明日は月曜日)
 本性において美しい。「何故か」という問いは存在しない。理由など存在し得ない。そういう意味でなんと尊いものか。
 理由のない感動を伝えるのがいかに難しい事か。理由があるなら元を辿って、順を追って伝えれば伝わる。そういうものではない。そういう意味で芸術は意味を持つ。芸術が何を伝えているかと言えば、心の動き、つまり感動であろう。絵画、音楽、詩、小説、文字、そういうもので何故か感動する。(人とはそういうものだと結論したとしても何の解決にもなっていない。)
つまり、いかに感動するか、何故か分からない感情を如何に受け止めるかが本来である。

「芸術は難しくない」理由などないから。
「最も難しい科学」理由が突き止められないから。

人を愛する。何故かは判らない。でもこれこそが生き甲斐であり、最も意味を持つ、人生の意味を教えてくれる、人生に意味を持たせてくれるものであると自覚する。(理由がないのに自覚できるとは何と矛盾であり、あえて表現するなら「素晴らしい」ものか)

0 件のコメント:

コメントを投稿

人心の荒廃

「 増税と軽減税率 」に書いたとおり、悪法は人心を荒廃させる。 政治家に欠けてる視点はこれであり、当面の見直しポイントであろう。 上の例の通り政治家も財務省の操り人形と化しているため、無論官僚にも欠けてる視点である。 当面は、または問題の切り口・とっかかりとして、この点で見直しが...